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小説目次

科学の力で証明される事が増えて来て霊魂は光が反射した物でできあがる物だとされていたがまだ、まだ、世の中には科学では説明のつかない出来ごとがある。

――――
ここはある田舎町の古びた木造校舎のある学校――――

校庭には今は数が少なくなって来ている二宮金次郎の銅像があり学校の七不思議という奇妙な怪談話が全国各地に何処でもある――――

この学校にもありきたりな怪談話の噂がやはりな・な・つあった

古ぼけて壁や木が変色し初めている教室

ドアが重く開く音が機械音のように氷つくように周りに響き渡る。

「みんなーおはよー」

朝の遅い時間になると彼女が遅くなる。

「明美ー今日も間に合ったかー最近、遅刻しねーからつまんねーんだよー」

ちょっと背丈の高く格好いい感じの男子が机の周りに集まって居る中からひょこりと頭を出してちゃかした感じに言った。

「賢二、言い過ぎだって」

イスに座って肩の裾部分を軽く引っ張ってる。

「で?何だよ話ってさ」

軽い気持ちで賢二が聞いてみたが噂好きの梨花が眉間にシワを寄せ真剣に話始める

「携帯電話を使った呪いの着メロって知ってる?」

自分の席の周りに集まって来た4人の友達の様子を伺う

「呪いの着メロ…?」

明美がちんぷんかんぷんという態度を示す。

「ん?まてよ…」

おもむろに口を開く男子学生がいた。

「拓哉、どうしたんだよ……?真剣な顔をして…」

賢二が頭を少しずらし上向き加減に拓哉を除き混む。

「こないだまで美術を担当してた新任の内川碧が辞めたのってそれが原因じゃあ…」

拓哉が青ざめて冷や汗をかいている状態で恐る恐る怯えている状態でいった。

通称、携帯感染とも呼ばれるこの噂話は、この学校の歴史の言い伝えにしてみれば割と新しい物だ。

「幽霊も携帯を使うの?」

今時のギャル姿の朋子が冗談混じりに言った。

「ハハハまさかな〜」
全員が爆笑の渦に巻き込まれたが拓哉と明美だけは、浮かない表情であった。

「席につけー」

扉が重く開く中、担任ではない先生が入って来る。

私達の担任は男のおっさんではなくて3年目の川崎響子である。

「悲しいお知らせがあります。」

クラス中、息を潜める。

「担任の川崎響子先生がお亡くなりになられました」

その途端、うしろの席で拓哉がイスを倒しながら急激に立上がり叫んだ!

「携帯感染だーー」

クラス中がざわついた。
みんなの記憶にまだ、新しいという事もある。

「落ち着きなさいっ!そんな非科学的な事がある訳ないだろっ!」

拓哉は走りながらどこかへ行ってしまった。

ざわめく教室の中

「拓哉君…」

明美が心配そうにその方向を見つめる。

「あ〜あ拓哉が事件の被害者みたいな感じでかわいそうよね〜」

明子が椅子の背も垂れに寄り掛かり足を組み椅子にどっかりと乗せる姿勢をとった。

「確かにな…」

賢二が俯き加減でしみじみという。

「おい、誰かー様子を見に行ってくれないか」

代わりの先生が声を掛ける。

「はい、じゃあ私、行きます」

明美が走りながら行ったが――――

10分後

先生!大変です!

という声の持ち主は廊下を走り息切れをした明子の声であった。

すでに授業に入っていた他の先生が教室にはいた。

「おう、どうした?どうした?岸本はいたのか?」

先生は驚きと明美の態度に謎めいていた。

「拓哉君が――――」

先生とクラス全員で現場の旧校舎の入口の階段まで掛け上がった。

旧校舎までは走れば、約7分といった感じだ。
新校舎にはみえないが新校舎から意外と遠いのである。

プルルル

クラスの生徒全員の携帯電話が鳴り始めた
皆、不思議に思いながらもメールを確認した。

「岸本拓哉は、担任と肉体関係を持った。私は地獄から恨んでやる。2-B組は37564だ。」

「とりあえず、教室に戻って今日の午後の授業はなしだ」

担当の先生がそういって教室に連れ戻し
集団下校で帰宅した。後から聞いた話だが部活もその日は中止になって県警察が立ち入り調査をしたらしいが殺人事件らしき痕跡や物的証拠が見当たらなかった。